こんにちは。リクルートサポーターの竹下です。
本日、AXIS最新号vol.207が発売されました!
今日の私はアクティブにボーダーTシャツを着て雑誌広告を見ています。(隣にいる西澤さんに笑われちゃいました~)
弊社デザイン広告の、シリーズテーマはこちら。
誰かの心を動かし、笑顔が広がる体験をデザインすることで、みなさんの心をほんの少しあたたかくする。これを実現するために、シャープのデザイナー達は日々何を考え、どんなことを感じているのでしょうか。
キャリア入社歴を持ち経験豊富なシャープのデザイナー自身の体験を通して、そのこころを垣間見ていくシリーズ広告です。
「響き合うのもデザイン」
西澤 研人 20代 プロダクトデザイナー
キャリア入社歴1年 ブレイキン歴14年
「ブレイキン」をご存じですか?
西澤さんに「ブレイキンやってます」と言われた時、
あー。頭でくるくる回ったりして、技を競うダンスだ!と心の中でつぶやきました。
すると西澤さん「バトらないですよ」と一言。(え??私の心の声が聞こえましたか?)
西澤さんのブレイキン姿はこちらです!
躍動感がありますねー!
「技を競うというより、高め合っているって感じですかね。」と、西澤さん。
意外です。個人の技を競うダンスだと思っていました。
グループでショーに出演するときは、メンバーの個性あるダンス力を活かしながらグループとして一番かっこいいダンススタイルを魅せられるよう構成を組むんだとか。
ちなみに、私がイメージに抱いていた“頭でくるくる回る”技は難易度がすごく高いそうです。
ヘルメットをせずに帽子だけでくるくる回ると、頭頂部が・・・リスクが高いですねぇ。
今は、難しい技ばかりでなく、振り付けや踊りの構成を楽しむのが一般的らしいです。
また、「サイファー」という素敵な空間も教えてもらいました。
サイファーという円の中で、ダンサーたちは音楽に合わせながら自由に自分たちの実力を披露するんですって。
踊れるスペースがあれば、自然とサイファーができる。
いいダンスアイデアを繰り出せば「そのスタイルいいじゃん」と、相手も観客も認め合って場が盛り上がっていく。
そして「そう来たか!じゃあ、こう応えよう。」と瞬時に考えて、相手のダンススタイルとは視点を変えたアイデアに架け渡していくそうです。
新しいムーブを試したり、スタミナの限界に挑んだりしながら、練習してきた全てを出し切る。
意見交換、発見、自己鍛錬、自己表現しながら、共鳴しあってサイファーを形成する。
これって、そのままデザインの開発スタイルみたいじゃないですか?
西澤さんはリーディングデザインスタジオのメンバーとして、まだ世の中にないモノやコトを創造しています。以前は、オーダーメイドの家具や医療関係の製品化に向けてのデザインをしていたそうです。
「何もない段階から企画する今の仕事は新鮮です!」という言葉から、チームで事業化につながるサービスやプロダクトの可能性を探るのは、今の西澤さんにとって刺激的なんだろうなと思いました。 「認め合って共感しあうのが大事ですね」と、ちょっと照れくさそうに西澤さん。
ブレイキンしているだけあって言うことが違います。
チームのみんなと声を掛け合いながら、新たなモノコト創りに向けてエネルギッシュに活動中です!
AXIS 2020年10月号 (次のデザインはどこから?) vol.207
デザイン誌AXIS webサイトはこちら。
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<撮影裏話>
西澤さんも、カメラマンさんも、真剣勝負!
西澤さんのかっこいい姿を撮るために、カメラマンさんもいろんな態勢でシャッターを切ります。
目線のリクエストなどもあって、撮影のための踊りには戸惑いもあったそうですが、しばらく撮影していくうちに、その場のみんなが一緒に響き合って・・・今回の1枚になりました~。
これもひとつのサイファー!?