日々の暮らしに馴染み、気持ちに寄り添う
私たちはいつも、笑顔ある毎日に心を寄せてデザインを創っています
そんな “シャープデザインのある暮らし” を感じていくシリーズです
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こんにちは!
リクルートサポーターの桑原です。
本日、AXIS最新号vol.228が発売されました。
突然ですが、迷子になったこと、ありますか?
私は子どものころ、よく迷子になっていました。
方向音痴というよりは、目の前の興味を引くモノに夢中になって、いつの間にか迷子になるタイプ。
ある日、まだ小さい妹の手を引いて、母親に連れられて洋服売り場へ行ったときのこと。
見上げる高さに洋服がずらっと掛かっていて、その色とりどりの布をかき分けて入れば、中央には子どもが隠れるのに丁度いい空間が。楽しくって、売り場に点在する洋服のハンガーラックを小走りで隠れながら移動していると、ほどなく姉を見失った妹は泣き出すし、お母さんはどこへ行ってしまったのやら。
母からみれば、いなくなったのは子ども達のほうなんですけどね。もちろん、後でたっぷり叱られました。
立場変われば見方も変わる。
私自身が幼い息子とはぐれてしまった時は、背中に冷たい汗が伝い、心臓バクバクで大慌てでした。いやもうホントに!
自分が親の立場になって改めて、母にはいつも申し訳なかったなぁと反省しています。あの頃、携帯電話があったら、ハラハラさせる回数はぐんと減っていたんでしょうね。
携帯電話といえば我が家では、小学校高学年から息子にスマホを持たせることになりました。地域のミニバスケットチームに入り、夜間に一人で出かけることが多くなったので。
色々な考え方があると思いますが、私にとってスマホは心強い味方となってくれました。
いざという時、ともかく安否の確認ができる!次の行動を確認できる!
特に旅行先では、心強いお守りでした。
旦那を日本に残して二人で出かけた台湾旅行、とても楽しい思い出がいっぱいできました。
ほぼ日本語しか話せない息子のリュックに入れた厚紙には、ローマ字で書いた名前とホテルの住所、私のスマホのナンバー。もちろん私は、どんな時もスマホを放さなかったことは語るまでもありません。
もしスマホが発明されてなかったら、旅行の計画すらしなかったかもと思うと、安心と便利さと自由をくれた文明の利器と、母の旅行に付き合ってくれた子ども時代(短くも貴重な!)に、心より、感謝感謝。
・・・ヒトコマ・・・
今回の撮影現場で。
小学生のお兄ちゃんと妹のおもちゃがある子供部屋を舞台に、キッズケータイのある暮らしを撮影しました。幼い兄妹二人の賑やかな声が聞こえてくるようです。
撮影に使った小物類は、ほとんどがスタッフの私物。出産祝いにいただいたぬいぐるみや娘さんが描いた絵など、思い出話に花が咲く撮影現場になりました。
実際に自分の子どもの様子を思い出しながら、子ども目線になって、腹ばいで床で遊んでみたり、おしゃまな妹はお兄ちゃんと違って鍵盤ハーモニカに夢中だったかも!と弾いてみたり。
カメラマンさんは、学校から帰ってきた後の、少し傾き始めた太陽の光をノスタルジックに丁寧に表現してくれました。
まぁた散らかして!とちょっと苦笑いで、でも暖かく見守る親御さんの目線まで、感じてもらえると嬉しいなぁ。
・・・今回のシャープデザイン・・・
「キッズケータイ」
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AXIS 2024年4月号 (PRODUCT DESIGN 2024) vol.228
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