AQUOS R2

ProductKeiji Suzuki
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気に入ってもらう、それだけでシアワセ

スマートフォンって、何ミリ単位で設計しているか知っていますか?1ミリ単位?いいえ、0.001ミリです。つまり、1ミリの1000分の1。デザインはいつも寸法とのせめぎ合い。ほんの僅かな数値で、デザインの表情って大きく変わるんですよ。R2のデザインで特にこだわったのがフレームのカーブライン。このカーブは手当たりの良さと共に、見た目の柔らかさと程よい緊張感を表現しています。でも、これがまさに曲者。理想的なカーブにすると、面積が不足してメインの基盤が入らない!最初はあきらめたくなりました。しかし、関係者と0.001ミリのせめぎ合いを何度も繰り返し、理想的なカーブを実現できました。でも、そんな苦労話はどうでもいいんです。手にとってくれる人が、このラインを綺麗だと感じてくれたらそれでいい。そして気に入ってくれればそれだけでシアワセ。単純ですね。そうやって次のデザインに進んでいけるんです。

 

いつもこんな細かなデザインをしているためか、休日はカメラを片手にのんびり散歩を楽しみます。ネコや野鳥を撮るのが好きです。鳥ってよく見ると、とても繊細で綺麗なフォルムをしていて…って、しまった。うっかり細かなところを観察している。これもデザイナーの性(さが)ですね。

 

関連情報

AQUOS R2 スペシャルサイト

 

※所属や内容は記事作成当時のものです

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鈴木 恵司

Keiji Suzuki

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