4K液晶を搭載したタッチディスプレイです。コントローラー内蔵で、画面上のアイコンをタッチするだけで使いたい機能を起動できます。中でもホワイトボード機能などオフィスで役立つ機能は、商品の大きな特徴となるので、特にパッシブペンのデザインにはこだわりました。「思いついた時にパッと手に取り、素早く書き込む」ミーティングのワンシーンを想定し、デザインに落とし込みました。ポイントは3つのカット面です。親指・人差し指・中指でしっかりとペンを持って、スピーディに書ける形状になっています。カット面は平らなので、書き終わった後に机の上で転がっていくこともありません。働き方改革やペーパーレスの流れもあり、オフィス環境は着々と進化していますが、デザインの工夫で、働く人の生産性向上や、ちょっとしたストレスを軽減できると嬉しいです。
週末は、時どき友人とグループ展をしています。写真5枚目はグループ展のために制作した「Happy Dowser Bird」です。風見鶏の様に回転するこのデバイスは、SNS上で”Happy”の単語がつぶやかれた国の方角を示します。世の中で起こっている幸せをふわっと感じられる作品です。展示会ではお客さんの反応が直に伺え、仕事とは違った良い刺激を得ています。
関連情報
※所属や内容は記事作成当時のものです
Product Design
青野 信仁
Nobuhito Aono