
こんにちは。リクルートサポーターの竹下です。
本日、AXIS最新号vol.208が発売されました!
弊社デザイン広告の、シリーズテーマはこちら。

誰かの心を動かし、笑顔が広がる体験をデザインすることで、みなさんの心をほんの少しあたたかくする。これを実現するために、シャープのデザイナー達は日々何を考え、どんなことを感じているのでしょうか。
キャリア入社歴を持ち経験豊富なシャープのデザイナー自身の体験を通して、そのこころを垣間見ていくシリーズ広告です。

「0になるのもデザイン」
三谷 直樹 20代 ビジュアルコミュニケーションデザイナー
キャリア入社歴1年 滝巡り歴14年
アイデアが煮詰まったり、何か物事に行き詰まったりしたとき、みなさんはどうされていますか?
今回紹介する三谷さんは、滝に行くそうです。
「打たれるんですか?」
・・ああ、変な質問は封印しておかないと。
滝に打たれて良いアイデアが出る人もいらっしゃるかもしれませんが、違うみたい (笑)
三谷さんは中学生の時からいろんな滝を巡っているそうです。
今回は、この広告の撮影のために、私も三谷さんと一緒に滝を目指してみました。
ゆったりとした川沿いから山道に入ると、少しづつ景色が移り、鳥の声が聞こえてきました。いつもとは違う空気を感じているうちに、そろそろ 体力的にはしんどくなってきつつ・・・(^^;
それでも頑張って細い道を登っていると、だんだん水の音がしっかり聞こえてきて、
うっそうとした木立の傍を曲がった途端、
『ザ――――――――――――!!』という大音響と共に目の前に滝が!・・・
「その瞬間、すべてがすっ飛びました!」

事前に三谷さんの話を聞いて、そうなんだ?と思っていましたが、ほんとにすごいんですよ、景色の広がり具合が。音が。

で、どんな時に滝に行きたくなるんですか?
「何かに区切りをつけたい時ですかね。」
何かが嫌だとかでは無く、なんとなくもやもやしている時、ふと滝に行きたくなるそうです。
私はそんな時、甘いものを食べるかなー。
滝に行って、五感をフルに使う。
見る、聞く、感じる、香る、味わう、触れる、想う、、、
あら、5つ以上ありますね。
気持ちを「0」にして、次の一歩を踏み出す感じ。
全身で感動して気持ちを「スイッチング」する。
今までのもやもやが嘘のようにすっきりして、始まりの瞬間になる、最強ルーティン。
そう話してくれた時の三谷さんの表情からは、すがすがしさが溢れてました。
今の三谷さんは先行的な技術を「見て感じる」ことができるグラフィックコミュニケーションのデザインをしています。

前職では、グラフィックデザインやサイン計画などのお仕事をしていたそうです。
今は、社会情勢や業界の動向を理解してコンセプトを立てることに、より多くの時間をかけ、自分自身がコンセプト立案からアウトプットまで関われるところにハマっているそう。
「見てくださる方にどんなことを感じてもらいたいか、どのポイントを伝えたいかによって作り方や見せ方が変化するので、どの仕事でも目的を明確にすることを大事にしています。」
真摯って言葉が似合います。
まぶしいです。

AXIS 2020年12月号 (腕にまく未来。) vol.208
デザイン誌AXIS webサイトはこちら。
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<撮影裏話>

すてきな写真を撮るために、早朝から滝を目指しました。サンショウウオで有名な場所ですが、どこの滝かは秘密です(^^)
やさしい光に包まれながら、最初はご機嫌に歩いていた私。
だんだん撮影隊についていくのがやっとになってきた頃、三谷さんは、ところどころでモデルになりつつサンショウウオを探してたそうです。
え?
余裕ありすぎ・・・。
そして、この軽々としたジャンプ。

三谷んさん、後日プライベートで、もう一度この滝に行ったそうです。
やっぱり滝、好きなんですね。
私も滝にはまりそうです。