Recruit Cafe

AXIS vol.222「シャープデザインのある暮らし」

 

暮らしに寄り添うデザイン

日々の暮らしに馴染み、気持ちに寄り添う
私たちはいつも、笑顔ある毎日に心を寄せてデザインを創っています
そんな “シャープデザインのある暮らし” を感じていくシリーズです

・・・・・・・・・・・・

 

こんにちは!
リクルートサポーターの桑原です。
本日、AXIS最新号vol.222が発売されました。

 

Q. 黒電話、見たことありますか?

こんな質問をする日が来るとは!
私が子どものころは、どの家庭でも玄関に黒電話が置いてありました。まさに一家に一台。寒い廊下のドン突きで立ったまま、靴下の足でもう片方のふくらはぎを掻きながら、くるくるしたコードの巻方向を反転させたり整えたりしながら電話したものです。

電話機は個人の所有物ではなく家庭のモノでした。

もちろんPCもなかったので、同じ屋根の下に暮らす家族以外の人間とツナガル唯一の糸でした。離れた場所にいる”誰か”と結ぶたった一本の線、だったわけです。

物理的にも壁から伸びたケーブルが、電話台に鎮座するずっしり重たい黒電話につながっていて、いま思うと、なかなかの重量感と存在感です。

 

現在、私のデスクにはノートPCが2台、スマホが2台、スマートスピーカー、スマートウォッチ、タブレットが1台・・。
ずいぶんたくさんの見えない線が、縦横無尽に伸びて世界とつながっているようです。

この線はわたしの生活に多くの利便性をもたらし、知識を授け、業務を円滑にしてくれます。仕事の時はもちろん、家にいても、旅行や待ち合わせの時も。いまやわたしの毎日に不可欠なものになりました。
朝、スマホのアラームを止めた時から一日中ずっと、手の届く場所にある・・。
思ってもみなかったなぁ。これだけ穏やかな毎日を暮らしていても、誰かとつながっているという安心感が失い難いものになるなんて!

スマホを忘れて出かけてしまうと、何故か胸のあたりがざわざわとしませんか。いえ、背中かも。
はぁ。とにかく今回ハッキリしたことは、私もかなりのスマホラバーだってことみたいです。

 

Q. 無人島に、何か一つだけ持って行けるとしたら、何を持っていく?

A. スマホ

(あっ待って待って。モバイルWIFIと充電器も。あっ電気、来てる?)

 

 

・・・ヒトコマ・・・

今回の撮影現場で。

”日々の暮らし”をブレストミーティングしていた時、「スマートフォンと暮らし」については、いつもより更に盛り上がりました。というのも、さまざまな家電がつながるAIoT・ココロ家電を作っているシャープでは、スマホと連携している商品が多く、リビングでもキッチンでも洗面空間でも、あらゆる生活空間にスマホが登場するので。
いっそ、すべての回にスマホを小道具として登場させよう!という案も出ていたほどです。

「いつもの暮らしの中で、スマートフォンが馴染むシーンって?」

自分たちの生活を振り返りながら、メンバーがそれぞれのスマホを取り出した時に気付きました。
そう、「指紋」です!
「スマホってズボンとかでつい拭いちゃうよね。」「動画をよく見るから、いつも真ん中に指紋がつくんですよ。」「そうそう!」

手放せないからこそ、たくさんついちゃうスマホの指紋。

えっ、でも、指紋って・・・(キレイに写真に写せるの?)(暮らしを伝えられる?)(”ちゃんとした”指紋って?”ちゃんと”ってどんな??)

 

・・・もしもし、カメラマンさん?折り入ってご相談が!

 

 

・・・今回のシャープデザイン・・・
スマートフォン

 

AXIS 2023年4月号 (社会とつながるデザイン教育)  vol.222
デザイン誌AXIS webサイトはこちら