AQUOS R5G

普段使いを大切にしたものづくりにこだわりました。スマホの使われ方の基本に立ち帰り、デザインのさじ加減で魅力を出していくことができないか。退屈なものにしないためのさじ加減は難しいですが、道具としての使いやすさを軸に特徴を出していくように考えました。側面のマイナスカーブでは、スマホの裏返しでもスッと指で持ち上げやすく、背面のプラスカーブでは、手になじむ疲れないカタチ。わずかな形の配慮が個性となって、他のスマホと比べても違いを感じ取れます。カラーも、ベーシックな色調を基本にしながらも、光の反射で多彩な色合いを見せる表現にしています。ホログラムの虹色が激しくならないように柔らかなグラデーションで包むようにしました。使いやすさがさりげなく個性となり、使っていくうちに愛着が湧いてくるものになってくれたらいいなと思っています。

休日は趣味の自転車でよく出かけますが、長時間を自転車に乗っているとどうしても体に痛みを感じてきます。それを改善するためにパーツの変更や改造、時には走るフォームを変えたりして、バイクも自分も互いのベストを目指します。そんな人とモノとの関わりの中にアイデアの源泉があると感じています。

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