2018年3月から、ミッドタウン日比谷に、厨房から客席へ料理を届ける搬送ロボットが導入されました。当初は恐る恐るロボットに近づいたスタッフが、1週間後には、店名にちなんで「Qちゃん」と愛称で呼ぶほど、その存在は次第に環境に馴染んでいきました。
目指したのは「人とロボットが自然に協働」できる関係です。
Qちゃんが働く現場に何度も足を運び、一緒に働くスタッフさんや、おもてなしするお客様との関係を考察し、初めて使う人でも操作に抵抗がないような操作画面や動きをデザインしました。また、導入される場所は飲食店なので、店舗の雰囲気に合わせながらも、お客様がQちゃんの存在に気づくような走行音やアナウンスにしています。「Qちゃん」という呼び声が聞こえた時は、私たちが目標とする関係に近づいた気がして、とても嬉しかったです!
最近はまっているのは、ジンジャーエール。いろんな種類を飲んだ結果一番美味しいと感じたフェンティマンスというジンジャービア(エール)の味を再現しようと、日々試行錯誤しています。砂糖やイーストを組み替えながら自分好みのジンジャーエールを探求するのが楽しいです。
ご紹介している製品の詳細はこちらからご覧いただけます。
※所属や内容は記事作成当時のものです
UX Design
上村 直子
Naoko Uemura