アルミユニボディー素材の魅力がダイレクトに伝わるようデザインしました。特にこだわったのがカラーと質感です。上質で品位ある輝度のアルマイトカラーと触り心地の良い質感を目指してサンプル試作を重ねました。また、これまでは複雑なアンテナ樹脂ラインのある筐体を塗装で覆っていましたが、今回はアルミ素材の魅力を最大限に活かすため、塗装をせずノイズレスな樹脂ラインのデザインを実現する必要がありました。アンテナ設計はとても繊細でデザインコントロールが非常に難しい箇所です。しかし、開発早期から関係部門とデザインについて話し合い、技術者の粘り強い努力の結果、樹脂ラインの位置や細さを理想に近いデザインにすることができました。ぜひ、Sense3を手に取ってアルミユニボディーを活かしたデザインの魅力を体感してください。
Senseシリーズは、国内Android市場の中で3年連続No.1獲得に大きく貢献し、デザインに対する期待も大きくなっています。その期待に応えられるようなシャープらしいデザインでお客様に喜んでいただき、事業に貢献するためには何ができるか。何をするべきか。デザイナーとして行動の軸がぶれないように心掛けています。
関連情報
※所属や内容は記事作成当時のものです
Product Design
川村 昌樹
Masaki Kawamura