ヤギさんが私のスカートを食べてる~!!
牧場からこんにちは。リクルートサポーターの竹下です。
本日、AXIS最新号vol.211が発売されました!
弊社デザイン広告の、シリーズテーマはこちら。
誰かの心を動かし、笑顔が広がる体験をデザインすることで、みなさんの心をほんの少しあたたかくする。これを実現するために、シャープのデザイナー達は日々何を考え、どんなことを感じているのでしょうか。
キャリア入社歴を持ち経験豊富なシャープのデザイナー自身の体験を通して、そのこころを垣間見ていくシリーズ広告です。
さて、第9回目に登場したのはこの人です!
「ユーモアもデザイン」
田畑 雅基 40代 UXデザイナー
キャリア入社歴11年 微笑ませ歴29年
白ヤギさん、落ちてこないかしら?
・・と、私は思わず心配しちゃいました。
円形にかたどられた青い空。
その円の上をぐるぐると、田畑さんヤギさん羊さんが行進しているようにも見えます。
今回は、田畑さんが愛用している360度カメラ(全天球カメラ)を使って撮影しました。
いつもの牧場風景も、視点を少しずらすだけで
むふふと微笑んでしまう風景に見えてきます。
カメラはいつも持ち歩いているんですか?
「遠出をするときは、できるだけいろいろ持っていくようにしています」
と、鞄からいろんなカメラが出てくるわ 出てくるわ・・・。
「360度カメラは窓際でガラスにレンズをくっつけて撮ると、
ちょっと不思議なものになったりします」
「向こうからこちらをみてるような感じになるんですよ」
おおー。新幹線の外から撮ったように見える?しかもトンネル内?・・なるほどおもしろい!
飛行機だって、窓の外からどうやって?みたいな・・。
遊びでも出張の移動中でも、チャンスがあればあれこれいろいろ試しているそう。
田畑さんならではのユーモアを感じます。
仕事でも使っていませんでした?
「そうなんです(むふふ)、360度といっても全天球でなく半天球(全天球の前面のみ)をステレオで撮影した『180VR(ステレオVR)映像』は、自作のプロトタイプから業務での提案につながりました」
「プロトタイプは、全天球カメラ2台を人の眼の瞳孔間距離65mmにマウントして撮影したのですが、まさに人の目で見ているような立体感や奥行があり、これは高精細なカメラと高精細なディスプレイで体験できればすごいことになりそうだと感じました!」
使い慣れた360度カメラであれこれ試行錯誤するのはなんだか楽しそうですね。
「これがきっかけになって、実際に8Kカメラ2台を使って業務で撮影したのですが、2016年当時この撮影はとても珍しく貴重なものでした」
これは、その8Kカメラ2台での撮影風景。
その後、このステレオVR撮影映像はヘッドマウント用ディスプレイの商談用コンテンツとなり、その商談も無事成立。
自分の趣味として始めた360度カメラ等の経験をがっつりと仕事にも活かせてよかったですね。
「日頃見つけたユーモアな視点を実際の業務に活かせると、本当に嬉しいです」
こんな田畑さん、
「普段から、日常の中にある『むふふ』って感じを見つけるのが好きです」
むふふ?
「これ。何だと思います?」
線路が光ってる!?
「青空が映っているんですよ」
なるほど!ブルーラインきれい。
で、見つけちゃう田畑さんに驚き。
普段の心掛けかなー。
「心掛けているというほどではないですけど、少し違う角度で見ることはしますね。」
「少し見方を変えると、全然違う捉え方ができるじゃないですか」
はい、あるあるです。
でもその角度を見つけるのが難しい。
自分の思わぬ方向にずれちゃうこともあるし。
「そうですね。だから日常に潜んでいるユーモアな視点を探し求めています(^^)」
さいごに
「ちょっと変わった発想を受け入れてくれる今の職場は、居心地いいです。むふふ」
と、意味ありげにほほ笑む田畑さんでした。
むふふ。
AXIS 2021年 6月号 (XRが生む新たな体験) vol.211
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<撮影裏話>
「動物はかわいいですね」
撮影終わって、田畑さんの一言。
ヤギのホープは、ずーっと田畑さんに付いて回って、そばを離れませんでした。
ホープもいい笑顔でしょう?
そんなかわいいヤギさん羊さんたちでしたが、冒頭の写真をよーく見てください。
私のスカートを食べているではあ~りませんか!
しかも、撮影中には、前から突進してきて足を踏んだり、背後から前足で蹴ってきたり。
気づくと服は泥だらけ。
まさに踏んだり蹴ったり!の私に比べ、田畑さんは被害が少ない。
なぜだ?
あ、田畑さんの「むふふ」が聞こえた(^^)